銚子市市議会議員

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2010年09月議会議案討論

 以下の議案討論は、9月議会最終日各議案に対する賛否を問うための討論です。別紙にある「2010年9月議会報告」にある通り、9議案が可決されました。その中で、特に大事な議案第1号・議案第2号に触れながら、議案にはなかったけれども、指定管理料約2億円の内訳(特に東京事務所設置)について、討論という形で意見を述べました。以下はその内容です。

2010年9月議会議案討論


9月22日 加瀬 庫蔵


 議案第1号・議案第2号について議案討論をいたします。議案第1号(平成22年度補正予算)は、病院事業会計に対して、2010年12月までの収支不足分を一般会計から5800万円補助しようとするものであります。議案第2号は病院事業会計で、一般会計より5800万円の補助がなければ資金ショートしてしまい、病院事業が立ち行かなくなってしまうという議案であります。このことは、あくまでも病院事業の継続に対して不足分を補助するということから、約2億円の指定管理料とは性格が異なるものであります。従って、この議案に対し色々疑問点はありますが賛成いたします。
 そこで、病院事業の指定管理料からの支出について意見を述べたいと思います。先の議員全員協議会で、7月14日付けで医療法人財団より「東京事務所開設及び維持事業」が指定管理料の対象事業として承認を受けたいとの申請が出され、7月20日に銚子市長は承認していることが報告されました。
 かつて、銚子市立病院再生準備機構が東京に事務所を構え、医療法人財団ができたことから「その任務は終了した」ので「準備機構を解散」したとの報告を受けたのはつい最近であります。それにも拘わらず今回の東京事務所開設であります。
 今回の東京事務所は、今年の5月1日から来年の3月31日までの11か月で3555万円の支出であります。この内訳は、事務所借り上げに要する経費610万円と事務用品等140万円そして人件費を除く活動・維持費が630万円で計1380万円が人件費を除く経費であり、残りの2175万円が人件費であります。
 人件費のうち、職員3名は月額平均で一人50万円、理事3名は月額平均で一人75万円であります。詳しい内訳は個人情報ということで答えてくれないけれども、特に、理事3人のうち2人は非常勤理事との説明ですから月額平均の75万円を大きく下回ることが予想されます。すると、常勤理事は月額100万円をはるかに超える金額となるのであります。職員についても、現職の東庄町の町会議員が含まれているとの説明で、隣町の議員をやりながら、超難問という市立病院の再生の業務を行うということは、どうしても納得がいきません。とても市民の理解は得られなと思うのは私一人ではないはずであります。
 東京事務所は、その必要とする理由を「医師に関する情報が集中している」「医療機関や大学が集中している」「バックアップ組織との密な連携」としています。しかし、これらは銚子市にいても出来ることです。何もこれだけの資金をかけて東京に事務所を構える必要はありません。これを何故銚子市が了解したのか問題であると思います。
 また、これからの病院再生に向けて、笠井医師の一身上における重大な決断について、市長は、職員により聞いているのに「何を聞いたか忘れた」「覚えていない」と言い続けたのであります。病院の開設者である市長が即対応しなければいけない事でもあるにもいかかわらず、このような対応は極めて重大であります。あと少しでこの内容が明らかとなるでしょう。これからの市長の対応は極めて重要であります。このことを述べて議案討論といたします。

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