銚子市市議会議員

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2011年09月一般質問

2011年09月議会一般質問
加瀬庫蔵

 本日の執行部・市長答弁を踏まえて、市立病院再生に向けて質問をいたします。

 「市立病院再生機構」は、市立病院再生に向けた理念を「命の市政の一環として温かみのある市民のための良質な医療の提供」としています。基本方針では、@情熱の診療と冷静な経営、A公的病院としての使命、B近隣医療機関との連携、C患者さんとの信頼関係の構築 の4つを掲げています。

 基本方針の中にある「公的病院としての使命」では、「民間医療機関による提供が困難な医療、すなわち救急・小児・周産期・災害・精神などの不採算・特殊部門の医療の提供」を「将来的に取り入れていく」とし、さらに、「近隣医療機関との連携」では、「連携強化を積極的に推進し、医療機関相互のネットワークを構築します」としています。

 このような理念と基本方針のもと再開してから1年4か月を経た今議会で市長は、外来患者数は「8月に耳鼻咽喉科を加えた7診療科体制のもと、約4,100人に到達し、入院患者数も253人になった」ことから、「外来・入院の両面において、市民の皆様の病院全体に対する信頼が高まっていることは確実です。常勤医師6名、非常勤医師22名、看護師、医療技術者など110名の中規模病院に成長しました」と述べました。

 さらに市長は、今年度の病院収支が大きくマイナス計上されたことに対して、「規模拡張期は同時に一種の先行投資期間でもあり、収支のかい離が大きく発生する」との認識を示し、「引き続き、再生機構が医師確保を中心とした規模拡張と二次救急サービスをめざし懸命に努力している揺籃期である」から理解するようにと説明しました。

 市長は、「二次救急サービスを目指し懸命に努力している」というものの、従来7名いた常勤医師が突然6名と今議会で述べましたが、減った理由は述べていません。減った医師は内科の常勤医師ではないでしょうか。診療科は増えたもののその中心は非常勤の医師であります。非常勤医師が中心の公立病院は、外来患者は増えるでしょうが市内の開業医と競合することになり、真の地域医療の構築とはかけ離れることになります。入院患者数は増えたと報告していますが、中心となる内科・外科の常勤医師はそれぞれ1名づつという状態です。当直医師も非常勤の医師が中心となり、夜間の外来診療は完全にシャットアウトの状態です。確かに、市長の言う「揺籃期」かも知れません。しかし、現実はこの通りです。

 そこで質問をいたします。


1つ、 市長は「中規模病院に成長した」と述べていますが、「機構」の言う理念と基本方針にそって「成長」していると認識していますか伺います。

2つ、 非常勤医師が中心の診療体制で、「二次救急は必ずやります、今やっている推移を見てほしい、私に任せてほしい」と要旨このように田中肇氏は先の議員協議会で述べました。この発言の根拠を銚子市はどのように認識していますか伺います。

3つ、 医師確保について、東京本部の担当職員は「医師招へいについて、病院の理念や銚子市医師会の状況、地域医療をどうするか等考えたらできないし、やれない」要旨このように説明しています。これは、過日私と宮内議員が東京本部へ伺った折担当者から直接聞いた内容であります。この事を踏まえての質問ですが、「機構」はどのような考え方で医師を集めているのか銚子市は知っていますか伺います。

4つ、 今議会で今年度の病院収支が大きくマイナス計上されることを訴えた市長が、7月に開かれた「平成23年度第1回市民報告会」では、「赤字はもっと減るかもしれない」と報告しています。このギャップはどうして起きたのか伺います。

5つ、 非常勤の当直医師は何科で何人いますか。また、緊急時の夜間外来はどのように対応していますか伺います。

6つ、 常勤医師が1名減った理由について伺います。


 次に、東京事務所について伺ってまいります。

 「機構」と銚子市は、「東京事務所が必要な理由」として、@医師や医師に関する情報が最も集中しているため、A交渉先となる医療機関や大学が集中しているため、B現在、立ち上げを検討している医師派遣のバックアップ組織との密な連携を図る必要があるため の3点を挙げています。そのためと称して開設した東京事務所の「開設及び維持事業費」が、昨年は3825万37円が支出され、その他東京事務所管理の事業で「医師宿舎確保」「医師招へい」「宣伝広告」の各事業を入れて平成22年度は計1億6815万2074円が支出されました。

 今年度は、理事・職員の人件費1年分5335万2千円、「東京事務所維持費」4306万円を含め「宣伝広告」「医師招へい」「看護職員招へい」の各事業を含めて1億7571万3千円がすでに振り込まれているのであります。

 そのような中で、理事会議事録の要約の要約を見ると、理事会は昨年3月5日から今年6月17日まで16か月で18回開かれています。30分で終わった日もあり平均すると約1時間ないし1時間半くらいの時間で約月1回程度開かれていることになります。様々な議題がありますが、主要なことは医師招へいに関する議題が中心のはずであります。18回開いた理事会のうち「医師招へいの進め方」という議題のある理事会は5回であります。しかも、昨年度は3回だけ、今年度は2回となっています。

 また、医師派遣を進めるための「宣伝広告事業」では、昨年度は6回の事業で2549万4309円、そして、今年度はすでに5回の事業で4450万3000円が使われています。昨年から今年の8月までで計6999万7309円約7000万円が使われ医師募集の宣伝広告が行われてきました。

 約7000万円もかけて宣伝広告をしているのに、市立病院の医療責任者である轟院長自らの発言や文章は一回もありません。ただ一回だけ簡単なプロフィールと一枚の写真が掲載されただけであります。しかし、医師でない田中氏や野平市長はよく登場しています。何か特別な思惑があってこのようにしていると思われますがよくわかりません。

 そこで質問をいたします。


1つ、 東京事務所開設の理由の大きな柱となっている医師派遣のバックアップ組織について、@どのように機能していますか、A何故医師派遣のバックアップ組織から医師派遣がないのか伺います。

2つ、 また、これも東京事務所開設の大きな理由となっている大学医局からの医師派遣はどのように努力されていますか伺います。

3つ、 医師派遣にいて、理事会はどのような役割を果たしてきたのか伺います。昨年度は正式な議題は3回という事からきちんとした説明を願います。

4つ、 約7000万円もかけている「宣伝広告事業」に、医療の責任者である轟院長の出演がないのは、何か特別な思惑があるのかもしれません。そこで、「なぜ医療の責任者である轟院長が出演しない『宣伝広告事業』になっているのか」という同僚議員の質問に対して、「病院内部の問題だから具体的に知らない」旨の答弁がありました。何故法人側に確認しないのか伺います。

5つ、 本日突然、越川議員の質問の時、2点にわたり市長は轟院長の批判を行いました。その意味が病院対策官の答弁(轟院長の事実上の解雇)で分かりました。そこで伺います。@「市民からの批判として、あら8時の清掃に出てこない」「医療と経営の分離が出来ない」と市長が轟院長を批判しましたが、「契約延長をしない」理由を市長は詳しく知っているようなので、路地会の決定理由を詳しく伺います。A轟院長が院長でなくなると、轟院長が連れてきた2名の常勤医師はどうなりますか伺います。

6つ、 平成22年4月26日の理事会で、「わかみや診療所の廃止が決定」されています。この決定の理由は何か。また、今この決定がどうなっているのか伺います。


 次に、医師でない理事の報酬と市立病院からの給与の公開について質問をいたします。「機構」の理事は医師2名と医師でない理事3名で構成され、理事5名の今年度の人件費として平成23年4月1日〜平成24年3月31日までの1年間分4999万2千円がすでに振り込まれています。一人いくらかは全く公表されていませんのでわかりません。単純平均してみると月に416万6千円になり、5人で割ると一人一か月83万3200円となります。この中に、医師でない非常勤の理事が二人いるようですので、月に1時間ないし1時間半の会議に出て83万3200円の収入という事はないと思いますが、公表されていないのでわかりません。

 そこで質問をいたします


1つ、 公開されていないので質問しますが、月1時間ないし1時間半の会議で医師でない理事が月平均約80万円もの報酬を得ているとしたらとても市民の理解は得られないと思いますが見解を伺います。

2つ、 「運営は民営なので公開はしない」と田中氏は説明していますが、民営と言っても理事の負担は一切なく、すべて市民の税金で成り立っていることから、医師でない理事を含めたスタッフの人件費は公表しても何ら問題はないと思いますが、銚子市の考えを改めて伺います。


 次に、市長の政治姿勢について質問をいたします。

 まず、銚子市広報についてであります。2011年8月の「広報ちょうし」では、「市長のつぶやきS」の中で「病院休止条例を越川議員が提案する」と決めつけた内容が書かれています。しかも、全世帯に配布される「広報ちょうし」に書かれているのであります。

 そこで質問をいたします。


1つ、 「広報ちょうし」における「市長のつぶやき」は、どのような位置づけで書かれていますか伺います。

2つ、 市長答弁で、「病院休止条例を越川議員が提案する」と書いた理由は、「こうなるはずだ」という事で書いた旨答弁がありました。越川議員は、病院休止条例を提案する意思にないことを表明しています。そこで伺います・「銚子こうほう」は事実でないことを確認しないで書いても良いのか伺います。


 次に、平成23年7月20日付け「野平匡邦ブログ」に書かれている「加瀬庫蔵議員は・・『居直り強盗』という」ことについて質問をいたします。

 市長は、先の市民説明会でもブログに対する質問に触れ、「ブログはブログでというルールがある」と一切答えなかったことが報道されています。しかし、「野平匡邦ブログ」は「銚子市長・弁護士野平匡邦(筆者大魚)です」と公人が書いていることを自ら紹介し、内容についても「銚子市政、市立病院、美味体験、舞台芸術や素敵な人との出会い等々感動情報を逐次発信します」と説明しています。この事からも、公人としての市長が公的な仕事の内容を含めて広く発信しているのが「野平匡邦ブログ」であるという事です。

 また、「加瀬庫蔵議員は・・『居直り強盗』という」と書いているくだりは、私の議会での発言を基にしているようなので、議会で質してまいります。きちんとした答弁を願いたいと思います。

 そこで質問をいたします。


1つ、 銚子市長・弁護士野平匡邦氏に質問いたしますが、「居直り強盗」とはどのような犯罪ですか伺います。

2つ、 銚子市議会議員という公人である加瀬庫蔵は犯罪人ですか伺います。


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