銚子市市議会議員

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2012年03月一般質問

2012年03月議会一般質問
加瀬庫蔵

 市立病院について質問をいたします。

 はじめに、平成24年度市立病院事業計画骨子(案)についてであります。事業計画骨子(案)の第1に、「地域医療の中間的医療機関を目指します」との項目を掲げ、内容的には、「旭中央病院と地元医療とを結ぶ中間的医療機関としての役割を担う病院の構築」「そのために、再開した一次救急体制を充実させ、二次救急体制に早期に移行できるよう努力します」と書かれています。

 中間的医療機関とは何かよく分かりませんが、とにかく「二次救急体制に早期に移行できるよう努力」との文言が第1番目に来ていることから、市立病院を救急という観点から再生する事を、改めて強調している事業計画骨子(案)であります。

 銚子市における二次救急の実態は大変であります。昨年1月、叔母が転倒し救急車に来てもらいました。すぐに来てくれましたが、行き先の病院が決まり出発するまで10分以上かかりました。最終的に鹿島労災病院に搬送され手術となりました。言いたいことは、搬送する病院がなかなか決まらないという事であります。

また、昨年11月、妹が小脳出血で救急をお願いしました。最終的に旭中央病院に搬送され、手術か経過を見るかの判断が出るまで3時間ほどかかりました。二人とも今は退院して元気ですが、これが実態であります。

二次救急体制という場合、銚子市は、香取・海匝医療圏に属しています。市立病院が二次救急受け入れ病院になることは市民の大きな希望であることは間違いありません。しかし、今の現状が大変であります。

 そこで伺います。















 次に、2月27日議員協議会の説明についてであります。突然今年度は、市立病院に勤務し常勤理事を兼ねる医師の給料2375万円を、病院会計からでなく本部会計から支出するとの説明がありました。

 この事について市長は、「常勤理事を兼ねる医師は、他の医師とは異なり、市立病院の勤務の中でも、法人の経営を担う役員としての職務もあるから問題ない」と説明しました。

 医師の給料は、病院収支に大きく影響することは誰もが知るところです。今年度は5億2400万円の赤字が見込まれており、ここから常勤理事を兼ねる医師の給料分2375万円が引かれることとなります。従って、その分赤字幅が減ることになり、見せかけの赤字減を演出することに成ります。何と姑息なことをやるのか、本部会計と病院会計は全く別会計です。本部会計は医師確保のため、病院会計は医師の給料を含めた病院の収支を明確にするという性格がはっきりしています。

 そこで伺います。


1つ、 何故、常勤理事を兼ねる医師の給料を病院会計でなく本部会計とする事を、市再生室は認めたのかその理由を伺います。

2つ、 どのような説明を受けても、東京に事務所を構えておく必要のない事が指定管理料の支出から分かります。東京に事務所がなくても出来る事業の約80%は「医師宿舎確保」「医師招へい手数料」「看護師紹介手数料」「宣伝広告事業」「人件費」等々であります。残りの20%は東京事務所維持経費であります。指定管理料の支出から見ても、東京に事務所を置く理由はないと思いますが、改めて見解を伺います。

3つ、 相次ぐ常勤医師の退職について伺います。まず、3月中に整形外科の常勤医師が退職するという事が市内で話されています。この事は本当ですか伺います。もし本当だとすれば、辞める理由は何ですか。また、今いる整形外科の患者さんはどうなりますか。これから整形外科の患者は入院できますか伺います。


 次に、改めて医師でない理事報酬と議事録の公開について伺います。

 今議会前にある議員から医師でない理事の報酬について資料を見せていただきました。その資料は再生機構本部会計の内分けが示されていました。平成22年9月10日には、医師でない理事の報酬額が記載されています。

 そこで質問をします。


1つ、 田中副理事長は報酬と給料の2種類もらっているそうですが、何の給料と何の報酬か正確な名称を伺います。

2つ、 改めて、田中副理事長の報酬と給料の額、大沢・寺下両理事の報酬額を伺います。

3つ、 先の議員協議会で田中副理事長は、理事会議事録・評議委員会議事録の閲覧は述べましたが、「会話録は出さない」と強調しました。議事録とは会話録のことであります。改めて理事会議事録、いわゆる「会話録」の公開を求めます。


 先の議員協議会で、「市立病院の取り組み」「病院再生は第2ステージ」という冊子をいただきました。この冊子は、野平市長、白濱理事長、田中副理事長の対談がメインであります。この冊子の中で、白濱理事長が「閉鎖していた病院の再生は、ゼロよりむしろマイナスからのスタートです。火中の栗を拾いに来たのに、立て直しへの道のりを理解されない議員がいるとすれば残念です。…」との発言をしています。この事について議員協議会の場で「理解されない議員とは誰で、理由は何ですか」「文書で、議会開会までに報告を願いたい」と要請しました。その回答がいまだありません。

 そこで質問をします。


1つ、 何故回答がないのか伺います。

2つ、 改めて、「理解されない議員は誰で、理由は何ですか」伺います。


 次に、住民投票条例について質問します。市長は市広報で「平成20年、議会が病院休止条例を可決した悲劇を、今回は住民投票で決定しない限り再現させない」と述べ、そこから条例の検討を始めたとしている事から、市立病院存続の賛否を取ることが市長の動機のようであります。

 市立病院の存続は、住民投票をやるまでもなく市立病院の必要性は市民の意思であり決着済みの問題であります。これを何故今更住民投票なのかと思います。決着済みの問題をあえて住民投票にかけるという市長の目論見は何かという事であります。この条例案を見ると、その目論見がよく見えてまいります。

 第1は、病院存続を二者択一にしている事であります。「市立病院は必要ですか、必要ないですか」となれば、「必要」となるのは明らかです。リコールで証明されています。

 今問題になっている事は、「補助金は高いか、高いならやめるか」と市立病院を人質に、無原則な資金投入を迫っている市長と「再生機構」の不透明性についてであります。

 病院再生にはかなりの財源が必要なことは我々を含め多くの市民は理解しています。「再生機構」の不透明性は、議事録が非公開ゆえに、病院再生に対する理事会の動きが見えない事であります。

 具体的には、笠井・轟両院長の不可解な退職、相次ぐ常勤医師の退職、病院内部での裁判、市長が弁護士で理事の中にも弁護士がいるのに労基署からの勧告や病院収支見込みの不十分さなど法人としての不適格性の露呈。医師でない理事の高額報酬の非公開、本部会計と病院会計の異常な操作、辞めた医師に対する誹謗中傷の繰り返し、東京事務所存在の不透明さ等々。不透明性をあげればキリが無い位です。

 議員も市民も、これらの事を改善して真に市立病院再生に応援させてほしいという事が真の要求です。

 第2は、市長の権力をより以上に強化する内容になっている事です。それは、市長の発議が議会の議決を得ないで執行されるという内容になっているからです。

 今でも市長は、市民や議員が何を言っても、議会が議決しても一方的にやりたい放題の状況にあるのが現実です。まさに今の銚子市は野平市長一人独裁と言える市政運営であるという事が出来ます。なのに、これ以上野平市長の権力を強大化する狙いは何かという事であります。

 第1で述べた、「再生機構」の不透明さが、議員や市民に浸透してきたことから、この不透明さを「存続」という市民のお墨付きを持って無尽蔵な資金投入を合法化することが真の狙いのように思えます。何故なら、市立病院の必要性、存続はすでに民意として明確になっているからであります。

 そこで伺います。


1つ、 二者択一の選択で、「再生機構」理事会の不透明性やスタッフの報酬・給料の公開、経営責任のリスクなど、住民投票条例ではどのように選択するのか伺います。

2つ、 市長は、議会と対立しているかのように言っていますが、議会の結論とは全く関係なく予算執行をしています。今でも絶大な権力を行使しているのに、議会議決を得ない市長発議によって、これ以上権力を強化する目的は何か伺います。


 次に、「東総地区広域ごみ処理施設建設基本方針」について質問します。

 広域でのごみ処理事業の取り組みは、平成10年に当時の3市6町の首長会での決定から始まります。国のダイオキシン対策が中心だったことから、当初は焼却施設の整備を中心に検討していました。その後、旭市遊正地区に焼却施設の建設計画があり、地元住民の反対で断念し、新たな候補地の検討が始まります。

 そういう中で、平成21年6月30日3市の首長会に銚子市長から「最終処分場の調査対象地が、銚子市八木地区しかなく不公平感があり、地元住民から反対陳情も出ており、候補地として責任が持てない」「最終処分場の検討を切り離して、焼却施設の候補地を単独で検討するには困難」との意見提起がされました。しかし、この段階では、先ず焼却施設の決定を優先し、住民の理解が期待できる匝瑳市東小笹地区で住民説明会を実施し、最終処分場は改めて検討することに成りました。

 その後、平成21年8月10日3市の首長会で、銚子市、旭市の最終処分場の埋め立て残余年数がひっ迫している事。銚子市八木地区は住民が反対している事。焼却施設を先行すると、より反対の多い最終処分場の用地決定が困難になること。などから、両処分場を一体の計画として整備する。しかも、同一市で受け入れる方針に転換され、現在に来ています。野平市長の提起によりこの様になったという事であります。

 そこで質問をいたします。


1つ、 いま述べた経過は、その通りですか伺います

2つ、 銚子市の最終処分場の埋め立て残余年数はどのくらいですか伺います。

3つ、 広域での最終処分場の進捗状況を伺います。

4つ、 施政方針の中では、「ごみ処理広域化」の項目を起こしているにもかかわらず、最終処分場には一言も言及されていません。何故か伺います。


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