銚子市市議会議員

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2012年4月13日那覇市立病院視察・報告

加瀬くらぞう


那覇市立病院側


那覇市立病院
次長兼経営企画室長 渡嘉敷  操

副参事兼グループ長 新 垣 善永

経営企画室主管 具志堅 正人






1、 視察した問題意識

 那覇市立病院は「公設公営」から「独立法人」に移行した病院である。他方銚子市立病院は「公設民営・指定管理者(再生機構)」の基、再開した病院である。それぞれ「公設公営」の市立病院から移行したことは一致するが、経営形態は違う。そして、病院の規模もおかれている都市の状況も全く違う。ではなぜ視察しようとしたのか。

 銚子市は、市立病院休止の原因をつくった元市長(現野平市長)を破り、「市立病院を守る」と公約して当選した前岡野市長が市立病院を休止した事により、市長リコール運動へと発展し市立病院再開を公約した野平市長誕生となった。野平市長の基、市立病院は再開した。

 再開した市立病院は再生途中ではある、しかし、銚子市は病院再生に対する「再生方針」は持たないで、すべて再生機構に任せるという方針を取っている。再生機構は、自らの資本は何も持たず、市の補助金で医療法人を立ち上げ、指定管理料を基に病院経営をしている。

 再開して約2年になる市立病院は、再生機構が作成した「事業計画」や「収支計画」は完全におろそかにされ、毎年多額の赤字となっている。この事に対して、市民から再生機構理事会の運営や医師確保の不透明さ、更に医師でない理事の異常な高額報酬が問題になっている。

 経営形態の違う両病院ではあるが、「公設公営」から移行した両病院の違いを勉強することが、銚子市立病院再生のヒントになればと思い那覇市立病院を視察した。


2、 銚子市との明確な違いは、"那覇市が病院経営の方針を持ち病院側と一致している事"と市の評価委員会が機能している事

 独立行政法人は、法律で市長が事業方針を示し法人側が事業計画を立てるとなっている。この事から那覇市長は、病院側と綿密に打ち合わせをして事業方針を作成し議会の議決を受け市の方針としている。この事業方針を病院側に示し、病院側は事業方針に基づいて事業計画をつくり市長に提出する。市長は、この事業計画を議会に提出し決定するという仕組みを確立している。

 この事について、銚子市は「病院再開は、市の職員では太刀打ちできない。プロ集団に任せるしかない」(野平市長)として、市としての「再生方針」は持たないとしている。従って、市立病院経営に対する様々な疑問や明確にしたい事などは「揺籃期なので温かく見守っていく」として取り合わない態度だ。

 さらに、那覇市立病院は毎年の病院実績に対して、市の評価委員会で審査される仕組みになっている。構成メンバーは5人(元市立病院院長、琉球大学元院長、沖縄看護大学元学長、公認会計士、学識経験者)である。渡嘉敷室長の話によると、「病院が自己評価したものをかなり厳しくチェックして、点数をつけ意見を付して(評価委員会が)議会に出す」仕組みにもなっていそうだ。同時に、市の事業方針や病院の事業計画も厳しくチェックし意見書を付けて提出されるようにもなっているとのことだ。

 銚子市の場合、再生機構の運営や病院経営に対して外部からのチェックは「病院再生をお願いしている立場なので、見守っていきたい」(市長)との態度で「やらない」としている。しかし、H23年3月銚子市議会は、再生機構に対して第3者評価委会の調査を求める陳情を全会一致で採択している。

 議会の関与や評価委員会のチェック等は、透明性の確保から行っても大事だ。この点は、今後大いに議論していきたいと思っている。


3、 その他、疑問に思った事


@、 那覇市立病院は、救急に特化した独立行政法人になっている。この事から黒字病院としての様々な取り組みは伺った。しかし、地域医療という観点からの説明はほとんど聞けなかった。

A、 独立行政法人は、地方の都市ではうまくいくのか分からなかった。

B、 医師の確保について、琉球大学に偏った医師招へいは行っていないとのことだった。沖縄出身の医師が全国にいて、この医師たちを中心に沖縄に医師を集めているようだった。詳しくは聞けなかったのが残念だ。

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第28回全日本トライアスロン宮古島大会について


加瀬くらぞう


2012年4月15日

 大会当日であったので、詳しい話は聞けなかったが、周りの人に聞くことが出来た。状況を報告する。

1、 今大会は、18か国と1地域から1500人がエントリーしている。スイム3キロを泳いだ後、バイク155キロ、ラン42.195キロ、計200.195キロを午前7時に出発した。

A、 大会は、6000人以上のボランティアに支えられている。特に、地元の中学生、高校生が関わっている事は大いに意義があると思う。

B、 会場にいた人から様々なことを聞くことが出来た。 

街がきれいでしょう。トライアスロンのために1年間かけてきれいにしているのです。一ヶ所だけはないですよ。

島みんなが待っている大会です。

街中の道路が閉鎖される。でも市民は快く受け入れている。この大会のために、早く用事を済ましている。

ホテルも交通機関もすべての所がこの大会を主催している。選手だけでなく、選手の家族、友人。観光客等の受け入れもいたるところで大会のアピールをしている。

 これらの事から、銚子市で行われているトライアスロン大会は、 中学生や高校生はボランティアに出ているだろうか。市・観光協会・ ホテルや交通関係・等市をあげての町興しとなっているだろうか 考えさせられた視察であった。

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