銚子市市議会議員

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 銚子市議会は、議会基本条例制定に向けその素案を市民に提示しパブリットコメントを求めている。この条例の焦点は、市民から信頼される議会を目指して「議会報告会の開催」「議員間討論の制度化」「市長の反問権」等々議会への市民参加を基本においている。
 そのような意味から、議会運営委員会として岐阜県内の3つの市「可児市」「高山市」「飛騨市」を訪問し、議会基本条例について視察した。
 3市とも、それぞれ特徴があり大筋は銚子市で議論されている事が条例では列記されている。その中でも私が感じた特徴点を感想という事で以下提起させてもらった。今後、パブリックコメントを受けて条例の最終案作成という段階の中で参考にさせて頂きたいと思っている。

議会運営委員会視察

2014年10月21日報告
加瀬くらぞう


 議会改革を取り組んでいる岐阜県内3市を視察した。銚子市も議会基本条例の制定を目指し取り組んでいる最中なので、3市で感じた特徴点について感想を述べたい。

1、可児市の議会改革

 可児市で感じたことは、正副議長の立候補制をとっている事である。これを始めるきっかけは、長老支配が続き「議会は市長に賛成するためにある、反対はダメ、少数会派の意見は聞くな」という中で、有志議員が「これではいけない」と議会改革の取り組みを始めたとの事だった。「議会改革のための市民アンケート」(市民の声が議会に反映されていない95%)も大きな力になった様だ。

 正副議長選挙の立候補制は、銚子市でも議論されたが「やろう」とはならなかった。市民に信頼される議会を目指すためには大いに検討すべき事ではないかと感じた。


2、高山市の議会改革

 感じた第1は、「市民と議会、行政と議会、そして議員同士が積極的に対話し・・・議論を深める手法を充実させた」という「議論する議会」を重視している事だ。要は、議員の政策提言能力を高めるためには、議員個人が勉強する事と、あらゆる場所での議論を大事にすることを高山市では行っている。

 第2は、年1回以上20会場で行っている「地域別市民との意見交換会」である。参加人数は多い年で892人、少ない年で470人、大事なのは意見を述べる市民が増えている事である。これらの意見を「政策提言」という形で市政に反映させるようにしている事が報告された。

 第3は、委員会調査の充実として、委員会を月1回定例開催している事である。これは、閉会中の継続調査を積極的かつ計画的に実施するためとの事だ。委員会調査の最終目標を「政策提言」とすることで、活動の統一・シンプル化を図ったとの事である。委員会調査という事について、銚子市も検討する必要がある。


3、飛騨市の議会改革

 飛騨市の場合は、議会改革というより人口減少に伴い市政の存続そのものが問われているように思えた。平成12年の国勢調査では30421人の人口が平成26年では26064人と4千人も減っている。議員定数も現在17名だが、来年の選挙では4名減の13名が定数となっている。

 この様な中での議会改革なので、議会基本条例はつくったものの中身は可児市や高山市のように活用されていないように思えた。銚子市もこのようになってはいけない。その様に感じた視察であった。


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