銚子市市議会議員

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釧路市における「まちづくり基本条例」について

加瀬くらぞう

 2016年7月20日午後3時から、釧路市役所において表題の視察を行った。説明は、総合政策部都市経営課厚海課長補佐から受けた。手ごたえを感じている政策という事かも知れないが、彼の説明には熱が入っていた。「市民が主体のまちづくり」という観点が強調された。以下、視察で感じたことを報告したい。

第1は、条例が出来るまでどのような視点で進められたかだ。  
 1つは、当たり前だが、「市民が主体のまちづくり」を目指したことだ。だから、その検討においては、市民参加のもとで進められたという事。2つは、具体的には、日頃地域のまちづくりにかかわっている団体の方々や、公募で選ばれた方々に、有識者と職員を加え、(仮称)釧路市自治基本条例検討委員会を設立し、平成24年7月から平成26年11月まで、2年5カ月の間、前23回にわたって意見交換を重ねたこと。3つは、この結果を踏まえ、市が条例案を作成し、パブリックコメントを経て、平成27年釧路市議会2月定例会で議決され、条例として制定されたことだ。  
 詳しい議論の状況は、紙面の関係からできないが、「市民参加」が実現された例ではないだろうか。大いに参考になった。

第2は、「市民共同が必要」との共通認識が作られたという事であった。  
 検討委員からは、様々な意見が出たそうだが、その根底には「これからの釧路のまちづくりは、その全てを行政が担うのではなく、『市民の力』を生かし、これまで以上に市民共同のもとで行われる必要がある」という共通認識があったという事が強調されたことだ、大変大事なことだと感じた。  
 私は、初めて知ったことだが、検討期間中「釧路動物園にキリンを贈ろう」という市民の願いが共感を呼び実現したことで、「チャイルドエンジェル」の活動が明るい話題として注目を集めたそうだ。

第3は、まちづくり基本条例が目指すものは「市民の力」をさらに広げること。  
 このことに対して厚海さんは、「市民が主体のまちづくり」は、このような「自分たちのまちをより良いものにしたい」と願う「市民の力」を更に広げ、生かすものであることを強調された。
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