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2020(令和2)年3月議会報告




2020(令和2)年3月議会報告


トピックス
令和2年度一般会計予算276億2800万円(対前年度当初比)15.6%増で可決
財政努力の結果、この額で収まった収支不足解消対策
令和2年度予算=収支不足4億4000万円で収まった=
=財政硬直化の要因は公債費・42億円の削減努力=
令和2年度予算規模増加の要因は「ごみ処理広域化整備経費」33億8500万円=収支不足解消の対策=
将来への種まき・財政再建を行いながら住みよい銚子市をつくる努力
洋上風力「促進区域」指定の見通し
昨年7月、国から促進区域として「有望な区域」の指定=来年度の早い段階で促進区域の指定か=
洋上風力令和2年度の事業=千葉県が3000万円調査費計上=
森田知事への要望=名洗港をメンテナンス港へ=
市立病院・回復期リハビリ棟12月以降開棟予定
高い水準で推移している市立病院の病床稼働率
令和2年度市長の施政方針では
令和2年度銚子市医療公社事業計画では
不足する回復期リハビリテーション病棟
12月以降開棟予定
新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口開設


令和2年度一般会計予算276億2800万円
(対前年度当初比)15.6%増で可決

 令和2年3月議会は、2月25日から3月18日まで23日間の日程で開催されました。内容は、歳入歳出それぞれ276億2800万円(対前年度当初比)15.6%増の「令和2年度一般会計予算」や、3億円の指定管理者交付金を含めた「令和2年度銚子市立病院事業会計予算」等29議案が審議され、すべての議案が可決されました。

 加瀬くらぞうは、一般質問で「令和2年度予算について」「洋上風力発電について」「令和2年度銚子市医療公社事業計画について」行いました。

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財政努力の結果、この額で収まった収支不足解消対策



令和2年度予算
=収支不足4億4000万円で収まった=

 銚子市における平成25年度(越川市長誕生)に作成された財政収支見通しでは、令和2年度の累積赤字は40億円で、何も対策を講じなければ、財政再生団体に転落し夕張市と同じ状況になるとのことでした。周知のようにこれらの累積赤字は前政権によってつくられたものです。
 平成30年度に示された「銚子市緊急財政対策」での収支見通しでは、この間の財政努力で、令和2年度は8億900万円の収支不足まで改善できましたが、今議会に提案された「令和2年度一般会計予算」では4億4000万円の収支不足となりました。この間の財政努力の結果この額で収まったということが出来ます。


=財政硬直化の要因は公債費・42億円の削減努力=
 銚子市における財政悪化の要因は、わずか10年程度の間に大型事業を立て続けに行ったことです。そしてその財源は交付税措置のない地方債(借金)で、その償還(借金返済)額が多額になり市財政悪化の要因となったことは周知の通りです。
 地方債現在高(借金総額)は、越川市長就任前の平成24年度末で320億円でした。財政努力に結果、平成30年度末では278億円まで減少し42億円の削減を図ることが出来ました。
 それでも、すでに借り入れた起債償還(借金返済)は続き、厳しい財政状況は続きますが、財政再建を行いながら住みよい銚子市をつくるための政策を様々に行ってきました。


令和2年度予算規模増加の要因は「ごみ処理広域化整備経費」33億8500万円
=収支不足解消の対策=

 予算規模増加の要因は、銚子市、旭市、匝瑳市が共同で進める「ごみ処理広域化整備経費」が、前年度と比べ事業費ベースで33億8500万円増加したことによります。
 その上で、収支不足を回避するため「下水道向けの出資金2億6000万円を、一般会計での負担回避のために水道事業会計から借り入れる」ことと「介護保険事業特別会計へ出資が必要な1億8000万円を当初予算に盛らず、期中の補正予算で対応する」対策を取りました。


将来への種まき・財政再建を行いながら住みよい銚子市をつくる努力
 銚子市は、令和2年度「予算編成の基本的な考え方」で「限られた予算の中にあっても、将来への投資(種まき)を進める」ことを柱としています。
 この間、銚子市は子供医療費を高校3年生まで無料化したことや、子育て広場の常設等々子育て対策と合わせ、地域包括支援センターの増設等を含めた高齢者対策を行ってきました。
 これらは、財政再建を行いながら住みよい銚子市をつくる知恵と努力(将来への種まき)です。財政再建は時間がかかりますが、この努力は続けなければなりません。

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洋上風力「促進区域」指定の見通し



昨年7月、国から促進区域として「有望な区域」の指定
=来年度の早い段階で促進区域の指定か=

 昨年7月30日、銚子沖の海域が再エネ海域利用法に基づく促進区域の「有望な区域」として国から指定を受けました。
 台風15号・19号の影響で、当初の予定より法定協議会の開催が遅れましたが、昨年11月18日と1月31日の2回千葉市において開催され、3月には3回目の協議会が開催されました。
 これまでの協議会では、特段の反対意見や懸案事項なども出てなという事なので、来年度の比較的早い段階に促進区域の指定が行われるとの見通しです。


洋上風力令和2年度の事業
=千葉県が3000万円調査費計上=

 令和2年度の事業として銚子市は名洗港港湾整備事業費として500万円計上しています。目的は「再エネ海域利用法に基づく洋上風力発電の導入に係る名洗港活用のため、必要な施設を整備する」となっていて、内容的には、まず港内の静穏度や航路、泊地の必要水深(漂砂対策)などの課題解消に向けた防波堤の調査、検討に係る費用です。
 3000万円の内訳は、国が40%、県が43.15%、銚子市が16.85%で、発電事業者により名洗港の利用が図られるようにするための調査という事です。


森田知事への要望
=名洗港をメンテナンス港へ=
 越川市長は、森田知事に対して「日本一の水揚げ量を誇る銚子市における洋上風力発電の影響は今後日本のエネルギー政策のモデルケースとなる」ことを述べ、合わせて名洗港をメンテナンス港としての活用と必要な機能整備の検討を要望しました。
 2月17日には関係者と連携し、漁港整備と合わせて名洗港の活用・整備などについて関係省庁に陳情を行たことも明らかにしました。
 現在、銚子市沖では東京電力ホールディングス(株)により、海底の地質や地盤状況を把握することを目的とした調査が行われています。

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市立病院・回復期リハビリ棟12月以降開棟予定



高い水準で推移している市立病院の病床稼働率
 市立病院の診療科数と病床数は、11診療科で一般病棟53床、療養病棟38床です。昨年11月段階で外来患者数は5297人、病床稼働率は一般病棟96.54%、療養病棟95.88%。12月の外来患者数は5712人、病床稼働率は一般病棟98.72%、療養病棟97.37%、今年の1月は外来患者数5222人、病床稼働率は一般病棟101.34%、療養病棟99.41%となっており、高い水準で推移していることが分かります。


令和2年度市長の施政方針では
 市長の施政方針では「市立病院は銚子市医療公社が指定管理者になってから間もなく5年が経過します。この間、医師をはじめとする病院スタッフによって患者に寄り添った医療の提供がなされ、令和元年度も病床稼働率は高い水準で推移しています」と述べています。
 そして「さらにこれらを推し進め、香取海匝保健医療圏内で不足する脳卒中などの患者を対象とした回復期リハビリテーション病棟の開棟を目指します」として、具体的な事業計画を示しました。


令和2年度銚子市医療公社事業計画では
 事業計画では「一般病棟について、入院環境の改善を図るため、6人床を4人床に変更するとともに、稼働病床を80床程度に増床することを目指します」とし、「医療職の人材確保」についても、「良質な医療の安定した提供並びに回復期リハビリテーション病棟の増設には医師を初め、看護師及び医療技術者の人材確保が急務です」としています。具体的には「大学や医療機関から安定的に常勤医師の派遣を受け入れるための体制を整備します」を含め6項目の対策を示しています。


不足する回復期リハビリテーション病棟
 平成28年に千葉県が策定した「保健医療計画」では、香取海匝保健医療圏内で高度急性期が225床、回復期が299床不足していることが示されています。
 回復期のうち回復期リハビリテーション病棟は、香取海匝保健医療圏内で二つの医療機関(イムス佐原リハビリテーション病院と九十九里病院)だけです。
 今後高齢者に多い脳疾患や大たい骨の骨折に対応する回復期リハビリテーション病棟は、寝たきりを防止し、QOL(生活の質)を向上させるうえでも必要な病棟です。


12月以降開棟予定
 回復期リハビリテーション病棟そのものの開棟は、令和2年度12月を予定しています。その前段としての新病棟は10月以降の予定です。
 開棟のためには人員確保のほか、医療機器の購入や施設改修が必要です。人員については看護師をはじめとする医療技術職が必要で、現在様々なチャンネルを用いて採用活動を展開しています。
 医療機器(電動ベッドやナースコールの改修等)や施設改修(トイレや処置室の水回りの改修、医療ガスの配管整備等)は令和2年度予算に計上されています。


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新型コロナウイルス感染症に関する電話相談窓口開設



 4月3日現在、千葉県が示した情報によると、東庄町の障害福祉施設で新型コロナウイルスに感染された人の中で、銚子市に住所のある方は3人です。市民の皆様には引き感染症対策を強めていただきたいと思います。
 銚子市は、4月3日付で以下のように電話相談窓口を開設しました。


1、 電話番号 0479(24)8070(健康づくり課内)

2、 受付時間 平日の8時30分から17時15分まで

3、 対応内容 新型コロナウイルス感染予防に関することと、心配な症状が出たときの対応など。

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